ホームヘルパーは、高齢者や障害者などが、毎日の生活を送る上で不自由を感じていたり、困っていることについて手助けをし、生活の質を向上させることが仕事です。例えば、料理を作ることは出来るけれども、買い物に行くことができず困っている利用者の代わりに、ホームヘルパーが買い物に行き食材を調達してくれば、利用者は自分で自分の食事を作ることができたという達成感と満足感を得ることが出来ます。その達成感や満足感こそが、生活の質の向上に大きく関わってくるのです。利用者がより楽しくより快適な生活を送るための手伝いができれば、ホームヘルパーとしても、自分の仕事に十分なやりがいを感じられます。

また、ホームヘルパーは一人暮らしの利用者から話し相手としての役割を期待されることが多いです。ホームヘルパーに話を聞いてもらうことで、利用者の孤独感が和らぐというケースも少なくありません。ホームヘルパーが訪問する日を楽しみにしている利用者もいます。また、一人暮らしではなくても、家族のなかで孤立をして寂しい思いをしている利用者から頼られたり、もしくは利用者の家族から介護に関しての様々な相談を受けることもあります。このようにホームヘルパーは、誰かから必要とされている、頼られている、信頼されている、ということを肌で感じられる仕事でもあります。

介護の仕事は体力も必要ですし、大変な部分も多いですが、それと同じくらいやりがいを感じられる仕事なのです。魅力がたくさんあるホームヘルパーの仕事をぜひ多くの人に知ってもらいたいですね。