ホームヘルパーとは

ホームヘルパーの仕事と言えば利用者の自宅へと赴き、生活の支援をすると言う漠然とした仕事内容をイメージする人がほとんどだと思います。あながち間違いではないのですが、厳密に言えばそれは違います。なんでもしてあげるのはそれは家事代行者の仕事になります。ホームヘルパーと言う仕事の根底はあくまでも支援になります。本人が出来ることは自分でしてもらい、出来ないことを手助けします。その中にも入浴や排泄、治療食や流動食の調理などを行う身体介護、薬の受け取り、買い物の手伝い、調理の補助等と言った体に直接触れることの少ない生活援助、そしてホームヘルパー自身が車を運転し病院へ連れていく通院介助、と言う三種類の介護があります。紹介した通りホームヘルパーは介護のスペリャリストであり家事を全て行うと言うようなことは一切ありません。利用者自身が自ら生活を送れるように手助けをすること、本人の力を伸ばすことに長けている仕事なのです。

こうしてみると四六時中一緒にいないといけないのではないか、と思われるかもしれないがそうではありません。ホームヘルパーの仕事は短時間からでも出来る仕事であり、扶養内で働く女性が勤めている場合が多いのです。そして資格がないからとこの仕事を諦めてしまうかもしれませんが、無資格で転職を決めても介護事業所が資格費用を出してくれることもある。その場合は求人案内に記載されていることが多いため、募集要項をしっかりと読み、情報を取り零さないようにしておけば問題ないでしょう。